朝日が当たる喫茶店がありました。
学生たちが集まるお店。
コーヒーにこだわるマスターがいて、カウンターでビールを飲む連中もいる。
昼はカレーしかないけど、大大盛りにしてくれる。
「マスター、もっと大盛にして」
「ああ、いいよ。たくさん食べて、立派になんなよ。」
その店には、不思議な席がありました。
ちょっと奥まった所に、三つだけ椅子があるんです。
知ってる人は、気を使って座りません。
そこは、マスターが座り込む席なんです。
座り込んで、話し込む。
だから、いつも誰かが、空くのを待ってる。
今日は、予約の札がありました。
「あの朝日が当たる喫茶店で待ってる」
作詞 煌田三山
スマホの声「今日はおごりだよ あの朝日が当たる喫茶店で待ってる」
1.すきすきすきと何度も言われて
すきすきすきと答えるの
すきすきすきと言ううちに 別れてしまうのが恋なのさ
そうやって大人になって愛を知る
街は赤と緑と白のクリスマスだなあ
ショートケーキにコーヒーがいいかい
それとも大人のワインにしようか
今日はおごり あの朝日が当たる喫茶店で待ってる
愛は俺もわかりかけで悪いけど
秋風が吹いても 寂しくないし
冬が来て雪が深く積もっても寒くないんだ
ただいまって 家のドアを開けたら
みんなの笑いが溢れている
希望と言うやつをみんなで見つけて育ち合うからなんだ
街は赤と緑と白のクリスマスだなあ
ショートケーキにコーヒーがいいかい
それとも大人のワインにしようか
今日はおごり あの朝日が当たる喫茶店で待ってる
好き同士なら、痒い場所を言わなくても、掻いてくれるだろうか=
夏子は、携帯で話し他のだったが、さらにいろんな追加話をした。
先輩「おまえ、好きならうまくいくと思ってるだろう。自分があいつを好きなんだから、自分から何も言わないでも、気持ちを分かってくれるのが当たり前だとかさ。」
夏子「違うんですか。」
例のマスターが、コーヒーを二人の前に置いた。
「後で呼んで。」
「ありがとうございます、マスター。あっ、マスター、今日はマスターの手作りのあのケーキあります?それを彼女に二人分。」
先輩「それをな、暴走思想と言うんだよ。黙ってて分かるわけがない。嫌な顔をするか嬉しい顔をするか。
つまり、されても嫌な顔をするじゃないか。分からないから。
お互いがされるんだ、嫌なことを。」
夏子「それは、あの子の愛だったんですか。愛なのに・・・」
先輩「どう思う?」
先輩「分からないのに、分かってよって。結局、その思いが暴走しただろ。」
お互いが、利用しようとしていただけ。
不満がくすぶり、どっかーん!
その惨状に、泣く。
愛=
先輩「お前は、よくやった。おれは知ってる。」
夏子「でも、押し付けてた。」
先輩「どうして?」
夏子「私が良いと思うことは、彼も良い事だと思ってしてあげてました。
先輩、さすが。話し合って、分かり合っていけば良いだけなんですね。今なら、出来るかも!」
笑って聞いていた先輩「そう。聞けば良いだけ。でも、言葉で答えられない時がある。どうする?」
「じっと、我慢ですか?」
「出来る?」
「出来ません。」(笑)
寄り添う=
「寄り添うといいと思うなあ。」
「教えて下さい。」
「あのな、考えてみ」
「横に座って頭を持たせる。」
「それだよ。他には?」
今日の別れ=
先輩「じゃあ、今日は終わりにしよう。」
夏子「本当にありがとうございました。今日は私が払います。」
先輩「おれが失恋したら頼むよ。」
夏子「あの方、物凄いじゃないですか。」
先輩「ふふふ、聞く?おれののロケは長いよ(笑)」
外に出た夏子が、ドアをあわただしく開けて引き返してきた。
「先輩!先輩!これ見てください。あの人から、会いたいってメールで。ごめんって。」
「よかったな。行けよ。」
[煌田三山おすすめします!]
当サイトもSIRIUS2で作成しました。
最新版ホームページ作成ソフトです
商品販売、アフィリエイト、日記や趣味のブログ!
官公庁、中小企業の皆様、士業主様にも大好評。
サイトが作りやすく、更新しやすソフトです。
楽しいアフィリエイト機能も満載です。
Googleマッチの画像処理も自動です。