演歌レンタル歌詞集｜煌田三山

演歌歌詞集

作詞家　煌田三山

 

演歌は愛の歌＝
演歌の歌詞集を読みますと、どれも愛に満ちています。

 

もっと尽くせばよかったわ・・

 

好きだった　嘘じゃなかった好きだった・・

 

愛した人はあなただけ・・

 

やると思えばどこまでやるさ・・

 

夢は夜開く・・

 

どれをとっても、「そうなんだよなあ」と、誰かと語りたくなります。

 

語調＝
演歌は、５と７の語調に、人生が花や景色のように表現されています。

 

で、海外のメロディー（私が知っているのは限られていますが）も、５（２と３を含む）と７（３と４を含む）フレーズを主にして出来ていると思います。
が、一音符に乗せる言葉の数が違います。

 

それで私は、演歌は、大人が共有・共感できる場面を分かりやすく表現し、音やメロディーを楽しめるようにややスローなリズムにしたものだと思うようになりました。

 

そう考えると、若い人のための演歌の手がかりとして、
若い人には、歌詞自体に意味不明感もある。
有名なフレーズも、早口にするとやはり、意味が分からなくなり味わいが無くなる。
などがあるように思えてきました。

 

新しい演歌を探しながら＝
多くの人が共有・共感できる場面を分かりやすく表現し、音とメロディーを楽しめるものをと思っています。

 

作詞家の立場としては、内容と表現に工夫しようとしています。

 

唇の歌

唇は、素敵です。

 

その人に、恋をしていなくても、じっと、眺めていたくなります。
でも、理性でセーブしなきゃいけないんです。

 

すると、その人は、ますます奔放になって振る舞います。

 

その振る舞いが、心をくすぐるようになるんです。

 

でもね、眺めているだけじゃ、足りなくなってきます。
髪の毛もそうです。触れたくなります。欲しくなります。

 

何もかも素敵に思えて、「自分は、こんなに好きなんだ」と言わずにいられなくなってしまいます。

 

が、相手は、「急に言われても」と答えます。

 

毎日毎日、あの人の唇に自分の唇がそっと触れるだけでどんなに幸せだろうと思うんです。

 

「眼差しが、触れ合うようになっても、急いだら良くないんだ」と先輩に言われたかもしれません。
何かの本で呼んだかもしれません。

 

好きな気持ちが大きく強くなっても、「まだ、早い」と触れ合うことについてはセーブする方が、恋はうまくいくんです。
でも、「好きだ！」と、伝えて唇に触れたい。
そんな、若い人のための演歌です。

 

くちびるの歌詞。

 

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「あなたの唇」
煌田三山　作詞

 

あなたの唇が　魅力的なんです
コーヒーカップが唇に　触れるのさえ見とれてしまうんです
するとあなたの目が笑い　唇が少し横に広がって
うふふと声を出して　こっちを見るんです

 

優し過ぎるよ　心がかき乱れちゃう
好きと言ってもいいですか　でもまだ早い気がする
男ごごろ（または、女ごころ）

 

恋しすぎるよ　心を抑えきれない
好きと言ってもいいですか　でもまだ早い気がする

 

家にいる時なんだけど　愛してるって何度も何度もつぶやいてしまう
どうかしてると思うけど　やっぱり言わずにいられない
名前を言うだけで　思いは深くなる　どうしてこんなにときめくの

 

目の前にいる時に　結婚してくださいって言えばいいのにね
あなたは驚いて　笑ってしまうかな　やっぱりまだ早いなぜだろ

 

あなたの唇が　魅力的なんです
コーヒーカップが唇に　触れるのさえ見とれてしまうんです
するとあなたの目が笑い　唇が少し横に広がって
うふふと声を出して　こっちを見るんです

 

優し過ぎるよ　心がかき乱れちゃう
好きと言ってもいいですか　でもまだ早い気がする
男ごごろ（または、女ごころ）

 

 

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